1960 年代に米国陸軍で運用されたガスプロテクトコートをベースにしたデザインです。
前立てを互い違いにした3重構造です。
ファブリックは40 番双糸と20 番単糸の平織り。双糸は単糸を2本撚り合わせたもの。
20番は40番の2倍の太さ。結果両者は同じ太さではあるものの、構造が異なるという事になります。
当然織り上げた際の完成形をあらかじめ想像、設定した上での織り糸の選択という事になります。
この設計は本コレクションのテーマとなったベトナム戦争当時の米軍が広く運用していたファブリックを再現したものです。
しっかりとした高密度であるものの薄いウェザークロスは、ベトナムの高温多湿の環境に好適でした。